2017-08

かんにば!

 

DSCN6681

A Skeletal Domain / CANNIBAL CORPSE

 



9/10発売のじつに13枚目のフルアルバム日本盤です(LIVE盤入れると14枚)。デスメタルでスタジオフルを13枚も出してるバンドっていない・・・よね? チャック・シュルディナーが生きてたらDEATHがそれくらい出してたかもしれないけど(´・ω・`)

 

輸入盤は9/16日発売。現時点(9/12)ではまだ世界には出回ってません。だからYoutubeで「A Skeletal Domain Full」で検索しても出ません。素直に買ってください(・ω・) 現在amazon品切れのようですが

 

 

DSCN6683

日本盤は対訳と解説付きですがボーナストラックとかはありません。CANNIBAL CORPSEのアルバムはわりとDVDとかボートラとかのオマケが付きがちでしたが今回何もないですね。強いて言えば今回の特典は世界で一番日本がリリースが早いってことでしょうか

 

 

BwmWBK0CYAA5oqJ

9/17からJAPANツアーがはじまりますので予習のためにも日本盤GETの意味は大きいでしょう。ぼくも観に行きます

 

 

CANNIBALC-ORPSE-byAlexMorgan_01-low-e1404236936316

CANNIBAL CORPSEはメンバー5人中Vo以外の4人が作曲します。今回は全12曲でリーダーのアレックス・ウェブスターが4曲、リードギターのパット・オブライエンが5曲。サイドギターのロブ・バレットが2曲、ロブバレットとドラムのポール・マズルケビッチとの共作が1曲あります

 

ソングライターを複数抱えるバンドが有利なのはビートルズを例に上げるまでもないのですが駄作が生まれにくい、アルバム1枚通して変化がつけやすい、メンバー間の結束が強くなるなんてメリットもありますよね

 

そして今回はMIXがとてもいいです。まあ毎回いいんですけど過去最高にベースがよく聴こえるアルバムと言っても過言ではありません。発売されたばかりであまり聴き込んでないんですけど全曲レビューいきます

 

 

1.High Velocity Impact Spatter

オープニングナンバーは開始から2nd『Butchered At Birth』を彷彿とさせる延々ノイズからのデデン!デデン!と激重ユニゾンからのブラストビートからののたうち回るリフからのピロピロリフからの(ry と目まぐるしく展開が変わるCANNIBAL CORPSEのお得意パターン、てかパット・オブライエンの得意な作風なんですよね。ジョージ・フィッシャーのド迫力Voも健在。この1曲ではやくも最高傑作を確信

 

2.Sadistic Embodiment

これは先行で公開されてたのでかかった瞬間もはや懐メロ。作曲はオブライエン。この曲ほとんどSLAYERですね (REBORNあたり?) パット・オブライエンは2011年頃にSLAYERのライブサポートでギター弾いてましたからコピーしてるうちに影響受けたかも。ですが途中のトリッキーなハモりリフはカニコー節で秀逸

 

3.Kill Or Become

作詞/作曲/ソロと全部ロブ・バレット。この曲が一風変わった感じでアルバム序盤でいいフックになってる。ベースがゲボゲボ鳴ってて面白い。Voもキャッチー。やはりソングライターが多いのは強み。ロブ・バレットはいい曲書くんだよね

 

4.A Skeletal Domain

CANNIBAL CORPSEのアルバムタイトルチューンは「Gallery Of Suicide」「Evisceration Plague」「The Wretched Spawn」と過去もあるのですがすべてミドルテンポのヘヴィチューンでありこの曲も同様です。途中から疾走するけどそれは「The Wretched Spawn」も同じだし。おそらく皆が持ち寄った曲から一番ヘヴィでキャッチーな曲をタイトルチューンにしようと決めてるのかもしれませんね。オブライエン作曲です

 

5.Headlong Into Carnage

中盤にきてやっときたウェブスター曲。パット・オブライエンとロブ・バレットとのギターバトルあり。ブックレットにソロの順番が書いてあるのはSLAYERのオマージュなんでしょうね。そのSLAYERはJudas Priestのオマージュなんですけど。ロブ・バレットは基本的にサイドですがたまにソロも弾きます。パット・オブライエンはメタル界全体で見ても上位数%に入るスーパーテクニシャンですけどロブ・バレットも決して腕が劣るというわけではないです。ドキュメンタリーを見てるとロブ・バレットは控えめで周りを立てるタイプのようです。そして白人ギタリストにしては珍しく右手のフォームが親指反りまくりのすっごい逆アングルだったりします

 

6.The Murderer's Pact

これも先行公開されてた曲。ぼくは公開された時にTwitterでこのリフとメロディーからしてアレックス・ウェブスターの作曲だろうと書いたのですが正解でしたw オブライエンのネオクラ系ソロがCANNIBAL CORPSEとしては新機軸。NEVERMOREではやってましたが。しかしやっぱCDは音いいですね

 

7.Funeral Cremation

SEで前曲から繋がってるおどろおどろしいパターンのカニコー節。あんまりフューネラルってイメージはこの人達には無いんですけど珍しく北欧ブラックにも通じる暗黒トレモロリフの出だし、からのデスメタルw 彼らはやっぱ体育会系で病的な鬱っぽさは微塵もないです。徹頭徹尾アメリカンな元気が出るデスメタルです

 

8.Icepick Lobotomy

出だしから開放弦へのプリング多用のドライブ感のあるキャッチーなリフでハートわしづかみ。ロブ・バレット作詞作曲。ソロはオブライエン。ということはべつに作曲者がソロを弾くという暗黙の了解があるわけでもないのですね。しかしロブ・バレットはほんといい曲書く。中間部のギター二人のアンサンブルも楽しい。これはライブでやりそうだな

 

9.Vector Of Cruelty

Voのダブリング処理が今までにないパターンでオっ?!と思わせますがこれもオブライエンのソロが熱い。レコーディング映像やライブを見てもアプローチは同じでも細かいフレーズは結構アドリブで弾く人なんですけど今作は印象的な決めリックが多い。あきらかにソロも作曲してますね。またオブライエンはスウィープが得意なんですけど5~6本掃ききる音域の広いアルペジオよりも3~4本弦パターンをカオティックに動かすのが好みのようです。あとスウィープ時のアタックが強い、ってわけでもないんだけどゴリッとしてる

 

10.Bloodstained Cement

スラッシュ系突撃リフからのポール・マズルケビッチがライドシンバルをチンチンと刻みながら挟み込まれる凝ったリズムのユニゾンフレーズが面白い。彼らの場合複雑というよりは凝ってると表現したい。どの曲にも仕掛けが必ずあってフレーズ一つ一つがよく練られてて面白いんですよね。CANNIBAL CORPSEはドラムの手数足数が少ないことでも有名ですけどロックンロールにも通じるノリの良さと要所要所のフレーズの組み立てが上手いので全く物足りなさは感じません

 

11.Asphyxiate To Resuscitate

ポール・マズルケビッチとロブバレットの共作。さすがドラマーが書いた曲だけあってリズムが面白いです。こんな曲今まで無かった。展開がまったく読めんw しかしプログレ感はゼロw あくまでデスメタルです

 

12.Hollowed Bodies

開幕ブラストビートのハモリリフから縦ノリザクザクのリフ、またブラストとまあ THIS IS THE CANNIBAL CORPSE って感じ。ソロでオブライエン節を効かせたところでラストに向かってジョージの畳み掛けがあるかと思ったらばっさりカットで無慈悲にフィニッシュ。多分殺されるときってこんな感じでクライマックスからいきなり終わるんだと思う

 

というわけで

 

最高傑作です。本当にどうもありがとうございました。

 

 

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

hironou333

Author:hironou333

メニュー

カテゴリ

雑記 (396)
ギターのこと (82)
めいばん! (51)
JAMES TYLER (10)
自転車 (50)
ステマ (70)
行ってみた (21)
掃除してみた (11)
作ってみた (27)
教則本レビュー (10)

検索フォーム

カウンター