2017-03

巨匠

あのNPR Music Tiny Desk Concertについにゲイリー・バートンが!!

 

バートングリップという4本マレットの持ち方でヴィブラフォンの楽器としての限界を飛躍的に押し広げた大巨匠です。グラミー賞の常連でバークリー音大の教授としても活躍。まだ学生だった小曽根真を発掘したりと才能を見抜く目も確かな現役最強ミュージシャンのひとりです

 

 

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『けいおん!!』で澪が読んでる雑誌の表紙として登場(左がパットメセニーで右がゲイリー)して2次元への進出も完了。加えてゲイともうオールラウンドでウケる要素しかない(´Д`)

 

 

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そしてお伴するのはジュリアン・レイジ。リンダマンザーをデラリバ(Fender Deluxe Reverb)に直。ジュリアンは自身のライブだとこの構成にプラスしてギターの前に生音を拾うコンデンサーマイクを立ててブレンドするのですが今回は脇に回るということでナシ。アンプにマイクも立ってないのでゲイリーの生音に合わせたセッティングのようです。これはこれでPAを通さないアンプの出音が聴けて貴重です

 

 

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搭載されてるPUはリンダマンザーオリジナルとのこと。見た目からしていかにもカスタムメイドっぽいですね。このPUの詳細が私気になります!リンダマンザーの自伝ではエレクトロニクスの知識はなくパットメセニーに作ったギターには適当にダンカン載せといたら気に入ってくれたらしい。 自伝以降新たに電気方面の勉強した可能性もありますしなんでも自分でやりたいリンダの性格からするとハンドワイヤリングでもおかしくはないですね

 

演奏内容については・・・

 

このデュオとはいえ力関係は対等ではない、後ろに下がり過ぎるとおまえ何しに来とんじゃ?、前に出過ぎるとおまえのライブじゃねえんだよ!っていうどう答えても鉄拳制裁不可避の非常に難しい立ち位置。しかも相手は45歳以上年上の国宝級の生きる伝説・・・一般人どころか名うてのプロでも無理ゲーなのにジュリアンの物怖じせずに瞬時に空気を読み絶妙な伴奏とソロを繰り出す能力はほんとに驚嘆です

 

そしてゲイリーが話してる時に傍らでじっと大巨匠の御言葉に真剣に聞き入る姿勢。まるでジャイアント馬場の付き人していた頃の小橋健太のようです(適当)

 

注目したいのは3曲めのブルース。ジュリアンはソロアルバムでマイルス・デイヴィスの「All Blues」をカバーしてますがあの曲は6/8拍子でテーマサイズが16小節かつ♯Ⅴ7が入るから4/4で12小節のピュアなブルース進行のプレイはたぶんこれが初出しじゃないかなーって思うのです

 

"The Tiny Desk Blues"とくっそ適当に付けられた曲名からして本番直前に「B♭でブルースやっから適当に付いてこいや」というよくあるパターンであることは違いない。それでいてこの引き出しの豊富さ。やっぱ当たり前だけどブルースもうまいわ・・・というかこれはジュリアンの演奏で一番我々の側に降りてきてくれたプレイかもしれません。参考になりすぎます

 

 

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ゲイリー・バートンはジュリアン・レイジを10代前半の頃から起用してて一緒に作ったアルバムは4枚。上の2枚は自身のグループとして若手を集めた後進育成的なアルバム。下2枚は音楽的に欲が出たのかそのバンドをアントニオ・サンチェスとスコット・コリーというベテランリズムセクションに交代してグッと質を高めたもの。ジュリアンは変更なく継続起用してるあたりからも腕前がどれほど高く買われているかがおわかりいただけるでしょう

 

 

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20歳のときにリリースされたあまりに美しい衝撃のソロ1st。Amazonでは厭味ったらしい老害レビューもあったりしますが本来脳というのは複雑なようでいて生存するという目的においてのみの単純な働きしかしないものなのです。よって今まで経験したことがない事態や若い才能あふれる人物の登場は(実際まったく生命を脅かされる危険がないものでも)ストレスであり自身への攻撃と見なしてしまうのです。この攻撃に対して起こす反応は3つ

 

Fly(逃げる)

Fight(たたかう)

Freeze(死んだふり)

 

それぞれの頭文字を取って3Fと呼ばれています。ここで人間としての理性があればスルーか受け入れるかの実質2択なのですがそのレビュアーはFightを選択してしまったようです。刺激に対する反応が昆虫レベルです・・・

 

 

56h5 (3)

超絶ドラマー、エリック・ハーランドのソロ作品に参加したもの。珍しく軽いオーバードライブかかったトーンでのフュージョンちっくなプレイが堪能できるライブ。歪みは狙って作ったというよりまわりに合わせてアンプの音量を上げた結果真空管がドライブしたっぽいですけどこれはこれで熱い!!

 

 

56h5 (13)

つい最近出たばかりのピアニスト、フレッド・ハーシュとのデュオ。ギター&ピアノという一般に相性が悪いとされる組み合わせをモノともせずに魅せていくガチJazz作品。ちなみにこれも本番一発のライブ盤。アンタどんだけハート強いんだよと・・・

 

 

56h5 (6)

ソロ2nd。お上品な室内楽団といった趣だった1stに比べてグッと泥臭さの増したギター作品。ソングライティングもギター主導になって思わずコピーしたくなるフレーズやテーマがてんこ盛り。インタビューによると3rdはソロギター作品にするつもりで準備を進めているとのことでそれも待ち遠しいデース!(ここで謎の金剛推し)

 

 

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