2017-10

翻訳してみた

海外のサイトを巡ってたらすごい上手い人がいてその人が「マーク・ウィングフィールドのピッキング理論が役に立ったわ~^^」と言ってたのでぼくも参考にしてみようと思う(・・)

 

 

mark4

マーク・ウィングフィールドはイギリスのジャズ/フュージョンギタリスト兼作曲家です。King Crimson的なフリーインプロヴィゼイジョンやホールズワースぽい現代ジャズやってます

 

以下彼の書いた論文を和訳したものです。あくまで自分用にざっくり訳したものですのでご利用は自己責任で

 

 


 

Technique      by Mark Wingfield

 

 

速さと正確さを達成するためのオルタネート・ピッキング

 

まず述べておくとピックの持ち方と右手の位置に「正しい」も「間違い」もありません。しかし最も人間工学的に効率の良い方法はあります。

 

この方法に従うことによってあなたは最短時間で最良の技術を得ることができるでしょう。ただし例外は常にあって独自の弾き方でもハイレベルな人達はいます。

 

これらの例外は民族の違いによる手首の骨格の差ではないかと思うのですが、これについての研究は行われていないし私も医学的根拠は持ってません。したがってここで示されるものは、人口の大部分のために最良な技術および方法です。

 

速く効率的なオルタネートピッキングをマスターしている人たちの大部分は速く弾くための原理(単なるピックの上下運動だけでなく人間工学的で複雑な)を理解しています。

 

 


 

何がピックを動かすか?

 

もしあなたが指でピックを動かしていたら非常に非効率的です。ピックを動かすのは絶対に指ではありません。

 

肘の上下運動でもありません。これは速く正確ではあるのですが比較的硬くて滑らかでないサウンドになります。

 

下記を行ってください。そうすればあなたは正しい動きがなぜそうであるべきか理解できるでしょう。

 

1)ピッキングする手を垂直に空中に上げてください。

2)誰かに手を振っているかのように手首を回転させます。

3)この回転運動がどれだけ速く、長い時間にわたって維持できるか確認してください。

 

この手首を速く回転させる能力は私達の体にもともと備わっています。これをピッキングに利用することによってあなたから時間の浪費と心臓の痛みを取り除き、そしてあなたをさらに遠くに連れて行ってくれるでしょう。

 

ルールその1

手首を使ってピックを動かせ

 


 

手のどの部分をギターに置くべきか?

これには幾通りかの方法があります。それについて説明しましょう。

 

方法1:ピックを持つ以外の指をギターにつけて右手を支える

 

これは悪い方法です。こうすると弾くときに手首がうまく使えなくなりピックを持つ指に力が入ります。

 

あなたが速く弾きたいのであればこのやり方はしないでください。これだと遅くなります。またそこそこの速さになるまでにもたいへんな努力を必要とします。

 

この弾き方でうまく弾ける人もいます。しかしそれは例外です。多くの人にとってこれはよい方法ではありません。

 

方法2: 肘の周辺をギターに付けて手と手首は完全に浮かせる

 

一部の人びと(ロバート・フリップが顕著)は弦移動しやすい、との理由でこの方法を選びます。私の見解ですがこの方法には2つの潜在的な問題があります。

 

ひとつはほとんどのプレーヤーにとって重要なブリッッジミュートができないことです。ブリッジミュートのサウンドはロック、ジャズの両方でよく聴かれますがこれは手首を浮かせてるとできません。

 

さらにボリュームが大きくなったときに弦をミュートしていないとフィードバックが起こります。また弦から指を離した時にノイズを出さないでプレイするのは難しい、もしくは不可能であると多くのプレーヤーは知っています。弦をミュートしてればこの問題は起きません。

ふたつめはほとんどのプレーヤーにとって右手を置く箇所が少ないと速くて正確なピッキングをすることが困難になります。

 

ロバート・フリップはこの弾き方でもクリアーな音を出せますがそれは彼がこの世で最良のプレーヤーの一人だからです。

方法3: 手のひらの端を高音弦を弾いてる時は低音弦に置き、低音弦を弾いている時はボディの上に置く

 

この方法はあなたにミュートの効果と人間工学的に効率的なアンカー・ポイントを与えます。ほとんどのプレーヤーはこの位置が速度と正確さに効果があります。

 

主にこの3つのやり方の間で討論がありますが私は方法3を推薦します。速い正確なオルタネートピッキング使用するプレーヤーの大部分がこの方法で弾いてる事実がそれを裏付けています。

 

しかしながらあなたは方法2と3のどちらが手首でピックを動かすのに適しているのかを実験したくなるかもしれません。

 


 

ピックをどのように持つか?

 

これには多くのバリエーションがあります。一流プレーヤー達の間でもでもさまざまな持ち方があります。一般的にピックの先端がほんの少しだけ見えるように持つのがベストと言えます。

 

ピックを保持してる指は弦に非常に接近してるべきであり、またピックのほんの先端部で弦をヒットするべきです。ピックを弦に深く当てるのはとても非能率的です。

 

そしてあなたの脳は指先がどこに位置するか正確に把握してます。よって指が弦に近くなるようにピックを持ったほうが弦上で正確に動かすことができるのです。

 

ほとんどの人々は人差し指と親指でピックを保持します。これはほとんどの人々にとって最良です。しかしながら一部の人々は親指と人差指と中指でピックを持ちますがこれもまた良い結果がでます。

 

この件についてもう少し掘り下げましょう。

 

正確に指のどの部分でピックを持つべきか?

 

繰り返しますがこれには様々なバリエーションがあります。あなたは異なるサウンドを得るためにいろいろなピックの持ち方ができることに気づくでしょう。

 

しかし、これを考慮してください。

 

親指と人差指の先の部分でピックを持った場合、あなたは弦を繰り返しピッキングするためにいくつかの関節とそれに付随する筋肉を使うことが可能となります。

 

しかしながら 親指の腹と折り畳んだ人差し指の側面でピックを持った場合、あなたは使える関節の数とそこにある筋肉をかなり減少させてしまいます。

 

指は自然な状態では折れ曲がろうとはしません。ピックを正しく持つために努力する必要は無いのです。

 

このことは筋肉と関節に関してより効率的であり、あなたの手をリラックスした状態にする助けにもなります。どちらも重要なことです。

 

いくらか細かすぎる、もしくは理屈ぽく表現しすぎに聞こえるかもしれません。しかしもしあなたがウェイトトレーニングを学んでいるのでしたらこの種の説明を期待するでしょう。ウェイトトレーニングでは安全で最大の結果を生む練習方法が確立されてます。

 

ギター及びどんな楽器でも優れた技術を持つことは肉体的なトレーニングと非常に似ているのです。

 

私は音楽がスポーツであるとは言ってません。音楽をスポーツのように行う人々もいます。しかしそれは完全に的を外れています。

 

さらに私は皆が技術的な名手になるべきであると提案してるわけではありません。いくつかのタイプの音楽は技術を要求します。しかし一方でそうでない音楽もあります。私は単に最小の時間で最大の効果を得る方法を話しているだけです。その方法はあなたを最短距離で名演奏家へと導くでしょう。

 


 

ピックの角度はどうすべきか?

 

大雑把に言えばあなたは弦に対してピックを水平に持ちたがるでしょう。つまり弦に対し角度をつけてピッキングしたくないと。

 

平行アングルのピッキングはクリーンかつクリアーなトーンが得られます。また速く弾いた時に粒立ちの良いサウンドが響き渡ります。

 

もしあなたのピッキングの角度が急すぎる場合(つまり45度のこと)、速く弾いた場合に音が濁りやすくなります。これは角度をつけているとより多くの時間にわたってピックが弦に接してしまうからです。

 

速弾きをしているときはピックの弦への接触時間も各音符の長さの有効部分となります。

 

速く弾くときにそれぞれの音符をしっかりとその長さぶん響かせるためにピックが弦に触れる時間を最小にすることが望まれます。そしてそれはピックの角度を少なくすることを意味します。

 

しかしながらスローやミディアム・スピードにおいてであれば異なるピック角度は異なるトーンを生みます。この点から、ゆっくり演奏する場合にあなたは欲しいトーンに応じてピッキングの角度を変更したいと思うかもしれません。スロースピードでも常にピックを平行に保つのは若干臨床試験のようでもあります。

 


 

ピッキングの問題解決

 

もしあなたが私がここで述べた以外の方法でピッキングしていてピッキングの速度や機敏さに満足してない場合は右手のフォームを変更する必要があるでしょう。身に付けるまでの暫くの間は完全に作業といえます。

 

私の経験上、このような古い習慣を変える最良の方法は思いきったアプローチをとることです。

 

ピッキング、右手の位置、ピックの持ち方等々の方法を変更すると決めたその日から、今までのやり方を新しい方法で排除していきます。言いかえれば、あなた自身が古い方法に戻ることを許さないことです。


これは厳格に思えるかもしれませんが悪い習慣をやめて新しい型にはめるための最も迅速な方法なのです。また、新しい習慣の形成は古いものを壊すよりも良いと思われます。

 

この件についてはW.ティモシー・ガルウェイの著書、"The Inner Game of Tennis"をおすすめします。あなたは「テニス?」と思うでしょう。しかしその本で書かれていることは音楽サイドに応用出来ます。事実その本は20年以上に渡って多くのプロミュージシャンの間で読まれ続けています。

 


 

無駄のない動き

 

ピッキングの動作を最小限にすることは非常に重要です。あなたはただ非常に小さな動きでピックを上下に動かしさえすればよいのです。大きな音を出すときも同様です。

 

ではピックを弦にぴったりと押し付けてみてください。あなたはここで有用と感じる何かを発見できるでしょう。

 

ドラムスティックでドラムを叩くことを想像してください。ドラムヘッドはスティックを跳ね返そうとします。(あたかも弦とピックみたいに) そしてドラマーが速くドラムを叩こうとするほどその動きはどんどん小さくなるのです。

 

つぎにドラマーが枕の上で速いドラムロールを行おうとすると想像してください...枕では跳ね返りがありません。ゆえに速いロールを行うことは非常に困難です。また柔らかいドラムスティックを使っていたとしても同じ問題が生じるでしょう。

 

ではギターの場合、ピックがドラムスティックで弦はドラムヘッドだと考えてください。たわみやすい薄いピックは使わないでください。そして弦の反発をピッキングするためのアドバンテージとして利用してください。

 

ドラマーはドラムヘッドの跳ね返りがあるため打撃と打撃の間で特にスティックを持ち上げるという動作を必要としません。これと同様に弦があなたの可能な限りの小さいピッキング動作を助けようとするのを受け入れてください。

 


 

弦移動(アウトサイドとインサイド)

 

右手の使い方が正しくなった殆どの人は少し練習しただけで1本弦上でほどほどの速さでピッキングを行うことは大して難しいことではないということに気づくでしょう。難しいのは弦移動です。実際に多くの弦移動をいかに楽にクリアーに弾けるかがオルタネートピッキングの鍵となります。

 

次の点に注意してください

 

ピッキングの方向はダウン→アップ、もしくはアップ→ダウンのオルタネートを維持します。これは弦移動時における2つの可能なピッキングの動きを意味します。2弦と3弦を使った弦移動の例で詳しく説明しましょう。

 

もし3弦をダウンピッキングした後に2弦をアップで弾いた場合。これは弦と弦の外側をピッキングしてるわけです。(アウトサイドピッキング)

 

また3弦をアップで弾いて2弦をダウンで弾いた場合。これは弦と弦の内側をピッキングしていることになります。(インサイドピッキング)

 

あなたが弦移動を行う場合、かならずアウトサイドかインサイドでピッキングすることになります。これをしないとオルタネートピッキングになりません。

 

この2つの弦を移動する動きはあなたが演奏する間、終始交互に出てきます。ですからあなたはどちらも同様にうまく弾けるようになる必要があります。多くの人はアウトサイドのほうが簡単と感じるようです。インサイドもうまく使えるように練習してください。

 

※ここからの練習フレーズは省略

 


 

最後に、メトロノームかリズムマシーンを練習時に使ってください。ほんの少しだけ頑張れば正確に弾けるテンポで練習してください。ミスを連発するようなスピードで練習してはいけません。練習中にミスを重ねだしたらやめてください。何が問題なのかを識別してその問題を解決するための短いエクササイズを考えてください。

 

どんなピッキングの問題もこの方法で克服できるはずです。

 

1)演奏するフレーズの中で弾けない部分を識別します

 

2)その部分を抜き出して練習する

 

3)再びオリジナルのフレーズへ統合する

 


 

以上です(°ω°)  →原文

 

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