2017-11

Anaal Nathrakh

 

マジキチブラック聴こうぜ!

 

 

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説明しよう! Anaal Nathrakh(アナール・ナスラック:『蛇の吐息』)とはイギリスの二人組ファストブラックメタルユニットです。ブラックメタルとはいえキャッチーかつグラインドコアばりのぶちかまし系で爽やかさすら感じます。ドラムは打ち込みですがライブではサポートの人間が叩きます

 

ボーカル(V.I.T.R.I.O.L 左)は絶叫、唸り、ガナリ、嗚咽、悲鳴、怒声、咆哮、呪詛、下水道、雄叫び、嘔吐等なんでもアリで非常にテクニカル。ライブパフォーマンスもブチ切れてて素敵

 

ギター、ベース、ドラムプログラミング(Irrumator 右)はリフがめちゃくちゃかっこいいし曲もバラエティに富んでて飽きない。実はかなりの知性派っぽくね?と思ってたら他にもいくつかバンド持っててそれぞれジャンルの違う作曲スタイルだしソロもそれに合わせノイジーなのからテクニカルかつメロディアスなのまで多彩。Voもやってたりアートワークもプロデュースもミキシングもレーベル運営も全部一人でやる才人だった

 

以下オススメアルバム

 

 

i4yu6t535 (5)

In the Constellation of the Black Widow

 

5th。これはベスト・オブ・ベスト。まずこれから入ってください。もはや音楽としてどうこうではなく聴くクスリとして買ってください。つまらない悩みがスッ飛んでいきます。 聴いてる間だけスカッとするという類の誤魔化しなどではなく悩みの原因を物理強制的に排除するときのBGMとして使ってください。攻撃力+15%の補正がかかります。現代の般若心経です

 

 

i4yu6t535 (2)

The Codex Necro

 

ドラムンベースとブラストビートを融合させたような衝撃のサイバーブラック1st。根強いファンが多いです。ぶっちゃけハズレ盤がないから1stから順に聴いていくのもいいかもしれないです。クリーンVoはまだなくひたすら絶叫してる時代ですのでピュアブラックメタラーにも支持されてます。全体的にノイジーな音像でカオスっぷりがハンパないけど緩急の付け方もうまいので飽きません。 「Pandemonic Hyperblast」という彼らの中でも特に激必殺な曲が収録されてます

 

 

019

Vanitas

 

7th。現時点の最新作。これがまた最高にカッコいい。いいバンドってのはまず1stが良くて最新作もいいのですよ。ほいで間には実験作もあったりでそれがまた良いというね。結論として全部いいんです!これから聴いても入りやすいと思います。音いいですし

 

Facebookでこのレコーディングで使ったアンプヘッド(PEAVYの5150)を売りに出してました。一瞬買おうかと思ったw 今はブギーのレクチファイアー使ってるみたいです。そちらも定番ですな(=ω=)

 

 

i4yu6t535 (7)

Eschaton

 

彼らのサウンドを完全に確立した3rd。これまた最高です。2曲めの「Between Shit And Piss We Are Born」がもうタイトルからしてそのクソっぷりが最高です。ぼくはデスメタルで育ってきてるから曲の途中で挟まれるクリーンVoってわりと苦手なんですけどAnaal Nathrakhのそれは腐釣りイケメンボイスではなく雄々しいというか熱唱というか魂が震えて泣けてきます・・・(´;ω;`) これをかけてそこらじゅう殴りながら泣いてください。涙は心の鼻血だって堀江由衣さんが言ってました

 

--------------------------ここまでガチ---------------------------

 

i4yu6t535 (3)

When Fire Rains Down From The Sky, Mankind Will Reap As It Has Sown

 

これは廃盤のようです。1stと2ndの間に制作されたEP。いまは1stと同梱されたBOXもありますしiTunesではDLできるので入手自体は容易です。 とはいえこのかっこいいジャケットは単体で是非入手したい

 

6曲のみですが良曲揃い。1stが気に入ったら間違いなし。左右CHでギターの絡みがあったり長めのギターソロをフィーチャーしてたり念仏のような歌唱をやってみたりとここで試したアイデアが後のフルアルバムでしっかり回収されてたりしますのでニヤリと出来ます

 

 

i4yu6t535 (4)

TOTAL FUCKING NECRO

 

これはメジャーデビュー前の2枚のEPをまとめたモノ。これで人気でたわけだから当然クオリティ高いす。かなり好き。てかデビュー前EPのほうがいいバンドってあるよね、JOB FOR A COWBOYとか

 

ノイズを消してなかったりぶつ切れになってる曲があったりでそれがかえってアングラ臭と凶悪度を増してます。曲もMAYHEMのカバーがあったりで従来ブラックメタルの影響が濃いけどこの時点ですでに独自の世界観もあります

 

サイバーっぽさというかこの妙な浮遊感はなんだろなと思ってたけどクラッシュシンバルにモジュレーション系のエフェクト(コーラス?)かけてた。打ち込みならではですがこんなやり方もあるのね。以降は採用してないのでインディーズならではの実験というか。おもしろいけどくどいのでやめて正解かとw  またこの時期はベースがよく聴こえるうえにベースラインも凝ってる。当時はまだ専属ベーシストがいたようです

 

 

i4yu6t535 (1)

Passion

 

6th。こちらは規制対策なのか全作品中唯一のスリーブジャケット仕様。全裸で逆さ吊りにされた人間が股からのこぎりで裂かれるというものでクレジットによるとギターの人が描いてるみたい。そっち方面の才能もあるようです

 

この鋸挽きは手軽なので中世のヨーロッパ、中国、日本等で行われていたポピュラーな処刑法でした。罪状によっていろんな切り方があるんですけどこの逆さ吊りからの股裂きは最も重い処刑法で切られる位置より心臓が下になってるので出血が少なく絶命まで時間がかかるうえに血液が脳に大量に流れこむので意識ははっきりしつつ痛みがブーストするというね。いや、どうでもいいんですけど

 

不穏なSEで雰囲気たっぷりにスタートさせてみたり1分のハードコアちっくな曲があったりゲストVoと発狂合戦をやってみたりで「毎回同じやんけ(´・ω・`)」というツッコミをギリギリで回避できてる程度には新しい要素を色々とぶちこんどる。ディスコグラフィー全体で見れば大傑作の2枚(5thと7th)に挟まれてるのでやや地味な印象もあるけど単体で見たらイカしたイカれたアルバムですったい

 

 

i4yu6t535 (6)

Domine Non Es Dignus

 

2nd。映画「ヘルレイザー」のセリフがSEとして随所に使われてたりします。あれは「フルメタルジャケット」「ファイトクラブ」と並ぶ名言の宝庫ですから

 

ここから音作りが一気に変わって音圧重視に。1stが売れて機材が充実したんだね^^ということまで見えてくる。ただ正直言うとこのアルバムだけは何回聞いてもピンとこない。衝撃の1stと路線が確定した3rdに挟まれた過渡期の悩める作品か。バンドロゴも使われてないしジャケの雰囲気も違うしで色々と次の一手を探ってたのかもしれないですね。もちろんコレが良いという人も多いし「Do Not Speak」というぶっちぎりでかっこいい曲もあるので個人的な感想ですけど

 

 

017

HELL IS EMPTY,AND ALL THE DEVILS ARE HERE

 

4th。これはボーナストラックとライブ映像が特典でついてるから日本盤を買いました。しかしライブはYOUTUBEの客撮りのほうがもっといいレベルだしボーナストラックは曲でも何でもないただのSEなので国内盤買うほどでもなかったかな・・・(´・ω・`) 

 

ハイテンションな軸は一切ブレないんですがメロディがかなり前面に出てとてもドラマチックに。リフワークもこれまでのブラックメタル然としたトレモロリフに加えてグルーヴメタルっぽいノリノリなリフや凝ったキメのユニゾンなんかもあったりで一番モダンでキャッチーかつヘヴィメタルしてるアルバムかも。ただそれゆえ彼らの中だと珍作w 

 

けどこれはこれでハイクオリティだし好きです。特にディスコグラフィーを揃えてから聴くとこういう実験的なアルバムは新鮮で良いフックになるのです

 

以上、スタジオフル7枚とEP2枚の全部で9枚が現時点で入手可能な音源です。小編成故か制作ペースが非常に早いので今年も後半には出るでしょう(・∀・)


 

彼らの曲は基本的に歌詞は1曲につき2,3行だけであとはひたすら叫んでます。この曲の“More Fire Than Blood”という歌詞はノストラダムスの予言の一節なんですけど他の歌詞やタイトルもその手の文献や著作、カルト映画からの引用が多い。早い話が中二病的なw

 

言ってしまえば楽器がドカバキやってる上でギャーギャーわめき散らかしてるだけなんですけど何故か聴きやすいんですよ。BGMでかけっぱなしにできる不思議な心地よさもある。ぼくはメタルの中でもブラックは癖が強いのでほぼ聴かないジャンルなんですけどよっぽど波長が合ったんでしょうな((((╹◡╹))))

 

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