2017-03

開封動画的な何か

週1ペースでAmazonからブツが届きます

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最近はえらい簡易包装になりましたね(´・ω・`)

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まずはジョン・スコフィールドの2011年最新アルバム

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A Moment's Peace / John Scofield

John Scofield (g)
Larry Goldings (p,org)
Scott Colley (b)
Brian Blade (ds)


実は5月に出てたという。Amazonの輸入盤は今月末に発売になってたからてっきりまだ出てないのかと(´・ω・`)

今作はバラード集とのことでどうでしょうか。以前似たようなコンセプトで全編アコギでやった『Quiet』というアルバムもありましたけど。ではさっそく聴いてみましょう



1. Simply Put

アコギかと思ってたらいつものセミアコでのクリーントーンですた。ゆったり美しいメロディー。ウッドベースとアコースティックピアノがいい感じ。録音がめちゃめちゃいいです。つーかこの曲は2000年にリリースされた『Bump』の日本盤ボーナストラックのリテイクですね。自分のは輸入盤なので初めて聴いたっす。10年の時を経てどう変化したか聴き比べたいとこですが

2. I Will

以降はカバーが続きます。まずはビートルズのカバー。これも何かの企画モノのアルバムで弾いてたような?。とにかくセッションワークが多い人でもあるのでとても全部は追えませんし本人のHPでも全ては網羅されてないんですよね

3. Lawns

あくまで高次元ですが強張った緊張感をまったく感じさせない余裕の演奏。ソロも1,2曲目は控えてたけどここからややドライブがかかってプレイもじんわり熱くなってきた。まったりオルガンもいい感じ

4. Throw It Away

ここまではバラードっつうよりスローナンバーでしたがこれはいわゆるJAZZバラード。ベースソロがフィーチャーされてます。タメにタメたプレイでロングトーンのチョーキングで泣かせます。歪み有りチョーキング有りとJAZZギタリストとしては異端ですがこの2つはコンディミやアウトサイドフレージングと同じくらいジョンスコを構成する要素として欠かせないですね

5. I Want To Talk About You

歪みのコントロールと歌わせ方、タイム感、グルーヴ、フレージング等々まさにジョンスコ節。ラストの無伴奏ソロで宇宙に飛んでいってしまいます。指板上にはまだまだ俺の知らない可能性があるのだなあ・・・

6. Gee Baby Ain't I Good To You

渋いブルースフィーリングの曲。マイナーペンタトニックでブルース弾かせても抜群。『間』の使い方が絶妙。俺も含めブルース弾かせたら待てない人多いもんなあ・・・^ω^

7. Johan

ここからはオリ曲が続きます。タイトルのヨハンとはバッハを指すそうな。全然そんなクラシカルな雰囲気ではないのですがw ただ最後の最後でマイナーキーに転調しピカルディの3度を用いて締めるあたりはバロック音楽を意識してるのかもしれません

全体的にはまったりメジャーのスローバラード。ジョンスコのメジャーキーにおけるキャッチーなメロディセンスはカントリー由来でしょうね。このへんはビル・フリゼールとも似てる。まあアメリカ人にとっての演歌みたいなものですから。この曲に限らずバンド全体の押し引きが凄いんだけどひょっとしてメンバー全員でスタジオ一発録りかな?

8. Mood Returns

出だしからジョンスコの書いた曲だねとわかるメロディー。通常のアルバムにも入ってそうです。ややアゲてきた感のあるしっとりというよりは陽気な曲。もっとアップテンポにしてドラムをデニス・チェンバースにしてギターのゲインを上げてエレクトリックバンドでやってもハマりそう

9. Already September

なかなかタイムリーな曲名。夏が終わってちょっと寂しい気もするけどそこまで憂鬱というわけでもないというかそんな感じの曲。ソロ直前のユニゾンのキメがかっこいい。ソロはジョンスコ以外の何ものでもないっすわ。ウッドベースのソロもブイブイいっててかっこいい。終わり方もいいですなあ

10. You Don't Know What Love Is

カバー。これはイントロからシビれますね。これまでのリラックスムードが一変してやや怪しい雰囲気。チョーキングのコントロールが神業すぎる。またオルガンソロのバッキングに回るジョンスコのカッティングが聴けます。そしてそこから斬り込んでくるリードインのフレーズが熱い

11. Plain Song

ジョンスコ作。前曲の緊張をほぐしてくれるゆるふわなテーマで始まったと思ったら次のパートではなかなかヘヴィなリフがはじまりまた優しいテーマという変わった構成の曲。やはりソングライティング面でもヒトクセありますなあ。バラード集ではあるけど右から左へ耳を通りすぎるスーパーのソフトBGMみたいなのではなくやはりエグイです

ソロではお得意のオクターバーを使ったハーモニーフレーズが出てきます。多分ワーミーのハーモニー機能かと思います。個人的にこういうのは「ハーモナイザー」と思わず言ってしまうのですがあれはEventide社の登録商標でまあスマホを何でもiPhoneと言ってしまうのと同じかと

12. I Loves You Porgy

アルバムラスト。ガーシュウィンですね。テンポフリーのなんつーかジェフベックがやりそうな感じの天使が降りてきそうなギターバラードに仕上がってます。最後はスイッチング奏法をやってるのかな?お遊び的に締めて大団円。お茶目な一面をのぞかせます

こういう曲ができるということはやっぱ通常のレコーディングではなくプレイヤー毎にブースで仕切られたスタジオで一発ライブ録りだと思う。そんな風景をジョンスコのDVDで見たことあるし。それにしてもメンバー全員のクオリティが高すぎます(´・ω・`)

13,Just A Girl I Used To Know

日本盤ボーナストラック。一番聴きやすいw がiPodで聴く時はプレイリストから外すかな? いや曲としてはいいんだけどやっぱ12で終わったほうが余韻というか構成が完璧なんです;^^  まあ1分くらい曲間開けたいですねw



プレイとしては5が熱いけど曲としてあえて1曲えらぶなら11が好きかなあ。カバーはやっぱ2でしょうか。まあ全部イイですけどね


本人インタビュー
http://blog-shinjuku-jazz.diskunion.net/Entry/7045/


個人的な感想では『Quiet』よりは本作のほうが本職のエレキ(セミアコ)でより表現がディープな作品に仕上がってますしかなりギターが前面に出てます

リラクゼーションCDとしてはシンプルな『Quiet』のほうがいいと思うけどギタープレイにおけるニュアンス表現の真髄に迫りたければ『A Moment's Peace』といったところでしょうか。つってもアルバム全体はあくまでリラックスしたものでいわゆるしかめっ面の辛気臭いJAZZではないのでBGM的にも聴けます

近年のアルバムの傾向で言ってもオーケストラと共演した前作『54』やその前のゴスペル系歌モノ作品の『Piety Street』よりは純然としたギター作品なのでギターファンにとっては嬉しい。といってもバラード集なので当然といえばそうですが歌心溢れるプレイがメインになってますので近年のジョンスコのぶっ飛んだJAZZが聞きたい人は前々々作『This Meets That』をオススメします。これは非常に強力なアルバムです

ギタープレイに置いて特筆すべき点は2つ。ピッキングの瞬間にヴォリュームを切っておいてアタックを消しサステインだけ鳴らすといういわゆるヴァイオリン(ボリューム)奏法を多用してます。近年のライブでもよくやってますしお気に入りなのでしょうか

ちなみにノブを手でコントロールするのではなくボリュームペダルを使ってますね。正確にはDigiTechの『XP-100 Whammy Wah』を使ってる
xp100.gif

ジョンスコはコレを相当気に入ってるのか10年以上使い続けてるし。つーか俺も欲しい!!ブッダ売れば余裕で買えるが・・・;^^ 

そしてもう一つの奏法はスライドで素早く移動してから派手めなヴィブラートをかける技。上がった先でピッキングはしないのでかすれて消える寸前の弦の振動が水墨画のような味わい。これも頻繁に出てきますので意識して使ってるようです。新たなジョンスコ要素ですね

今後いろんなシーンで重宝しそうなアルバムです。どちらかというと夜よりは朝に合いそうな曲が多いです。ジョンスコ自身もうアーティストとしては晩年に入ってると思いますがキャリアの中でも代表作であり音楽性を語る上でも重要な位置づけの作品となるでしょうね

非常に濃いですが難解ではないのでジョンスコ入門としてもいいと思います。ここまで内容の濃いアルバムを出してくれてファンとしてはありがたいっす^ω^




ちなみにもう一つの箱は知る人ぞ知るPSPソフトの『マンハント2』

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日本では発売されてませんので北米版です。どんなゲームかは察してください(´・ω・`)






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